生命保険の販売方法への不満の声

この半年間でネット、リアル両方の面談(FP相談)を実施した方からの声をご紹介します。

生命保険の募集人さんへの不満が綴られています。

① 色々とやってはくれるんだけど、結局最後はいつも押し切られて契約している。

② 土日に車があったので寄ってみましたとお休みの日もアポなしで自宅に来る。

③ 以前、デパートでのアンケート用紙を書いたらプレゼントをもらった。でもその後記入した住所に保険のセールスに来られた。なんとなくそうかなと思ったで住所をぼかして書いたけど見つけられて、玄関を開けたくなくなった。

④ 解約したいと言ったら、私の成績が下がるといわれ、解約を中々させてくれなかった。

⑤ 募集人はMDRTと自慢していたが、申込書を郵送してきた。確か面前で会って申し込まないといけないと以前聞いたことがあるけど、これでよかったのか?

⑥ 友達が担当者、お付き合いで加入したが、成績が出なかったようで辞めたみたい、その後別の担当者に替わったようだが、今では4人目の担当者。離職率が異様に高いみたい。

 

なぜこのようなことが起こるのか、私も以前から考えていました。

世の中の仕事で共通する事は「お客さんの不満の解消・目的の達成」についてお手伝いすること!その対価が自分の収入ですよね。

でも、生命保険募集人は不満の解決・目的の達成のために「保険」を売るほかない。それしか自分の収入にならないからです。相手からすると、保険を売らなければいけない。が見えてしまっているのです。

しかし、それがベストの解決策ではなく、他にもっといい方法があれば、本来はそちらを提案したほうがいいはず。だから「保険」は困り事の解決・目的の達成の一手段でしかないということ。他にも手段はあるのでは?そこに「保険」を当てはめるしかないからニーズとミスマッチして不満が募る。

FPの仕事をしていると、このような方の相談は尽きません。まちの保険募集人が今までのやり方で頑張れば頑張るほど顧客の不満が募り、FP相談に繋がっています。

皮肉なものですが、これが現実です。私の仕事が忙しくなるのはいいのですが、まちの保険募集人の方にはもっと顧客への価値提供とは何か?を模索しながら満足度の向上につなげていただきたいと最近強く思います。

 

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