本当にお客様のためになる仕事を
ライフプランは、生活や時代の変化に応じて、継続して組み直す必要があります。顧客と長く関わることができるのも細川さんが起業した理由のひとつです。かつて会社員として働いていた時は、配置換えもあり、売上のノルマもありました。細川さんは「本当に顧客のためになり、喜ばれる仕事がしたい」、という強い思いから、資格を取り、故郷の浜田市で事務所を立ち上げました。
積極的に金融セミナーなどの講師を務め、地元のケーブルテレビのコメンテーターとしても活躍しています。セミナーでは子供や母親向けに話すこともあり、「すべての世代で金融教育が必要」だと感じています。十分に理解しないまま、気付いたら大学進学の奨学金返済で苦しむ若者も増えており、若いうちから知識を増やすのが細川さんのお勧めです。
「まだ地方ではFPの認知度が低いので、少しずつでも広めていけたら」と、道を切り開きつつ進む細川さん。実は身近なお金の専門家に相談するだけでも、あなたの毎日が変わるかもしれません。