企業内ミニセミナーや従業員の相談の場を提供
私の運用成果でもご提示したように、皆さんの老後にはおひとり様でも2000万円、夫婦では4000万円平均で必要だと言われています。これを退職金や企業年金で準備するのは中小企業では至難の業。
そこで、従業員様も知識を付けて、自分でも働く、お金にも働いてもらうと発想の転換が必要と気づいて頂き、老後資金の不足分をどうするかという事を中心に企業内ミニセミナーを実施しており、主に個人型確定拠出年金や最近ではつみたてNISAで長期運用にて老後資金確保をお話しています。
個人型確定拠出年金は、企業の負担なく実施出来る選択的な仕組みもあり、従業員様も会社経営者(企業)も両方負担なく制度として始めることもできますし、福利厚生として掛け金を企業が出すこともできます。いわば後払いの報酬(退職金の準備)という位置づけもできます。
もちろん役員様も会社の経費で専属FPサービスを利用できます。
法人の赤字解消の相談がきっかけで始めたサービス
ある法人様から、7年間営業をしているが、売上は上がっているけど利益がどうにも出せない。特に消費税の支払のタイミングがきつい、出来れば中に入って数字を見て欲しいとの依頼を受けました。
3期分の決算書を借りて状況を把握、原価率自体は業界よりも抑えてありましたが、一般経費の予算立てがなく、支出の把握ができづらい状況が分かりました。そこで、先ずは売上よりも支出の予算を作成して、その予算を基準に考えることにしました。また、一ヶ月に一度は数字を見ておいてもらいたいため、月に一度の従業員様も交えたミーティングに参加して現状を伝えて一緒に対策を考えることにしました。
もうすぐ一年ですが、今季は支出の予算枠というフレームができたため、過度の支出がなくなり、単年度初の黒字で締めくくれそうです。
上記の様に複数法人様にサービスの導入をしていただいておりますが、法人サービスは型が決まっているわけではなく、上記以外にも毎月、月の収支を報告している法人様もあれば、私が監査監事になっている法人様もあり、今後も多様なサービスを考えて行く予定です。